映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイていないヤツら』 破茶滅茶が押し寄せてくる
とってもアホアホなホラーコメディ映画『タッカー&デイル』を見たので書いて行こうと思う右の玉です。
いつぞやのテレビ番組『王様のブランチ』でオリラジの藤森さんがオススメしていた。「まるでアンジ●ッシュのすれ違いコントのような映画」という説明でした。
アンジャ●シュと言えば「すれ違いコント」。まさしくこの映画もすれ違いが起こすホラー。そしてコメディ。
監督はイーライ・クレイグ。他の監督作品もあるのかと思って探して見たところ、とりあえずYahoo映画では情報が無かった。
作品リスト - イーライ・クレイグ - 人物 - Yahoo!映画
初監督作品・・・? なのかはよく分かりませんが、主演の二人、タイラー・ラビーンとアラン・テュディックは様々な作品に出演している俳優でした。
特に、アラン・テュディックは『アナと雪の女王』や『シュガー・ラッシュ』で声優をしていて『アイ,ロボット』ではサニー役(ロボット)を演じている、とのこと。
サニーの声を担当したのか、モーションを担当したのかよくわからないけど、多才!
個人的満足度:60/100点
↑上のジャケット写真をアイキャッチにしたくて使っているんですけど、中古でレンタル落ちの値段としては超高くないです・・・? 楽天だとこれしか出てこ無かったですが、アマプラで今のところ見放題作品に入ってますゾ!
あらすじ
主人公たち「ボロボロの別荘直しに行ってついでに釣りもしようヒャホーウ!」
大学生たち「キャンプして湖で泳ごうぜヒャッホーウ!」
おすすめポイント
グロい描写もあるし、バンバン死人が出る映画なので、人によっては受け付けられない笑い・コメディかもしれませんが、
映画・映像表現だからこそできるお笑いかな、と思います。
倫理的な部分を乗り越えると、
すれ違いコント、いやすれ違いどころか逆方向に突っ走っていく大学生たちと主人公たちのドン引き具合から落ちまで含めて夏のホラーコメディ映画としてオススメです。
続きはネタバレ有り感想&レビュー
夏の休暇を楽しむおじさん2人
ボロボロの別荘を買って、修理しながら休暇を楽しもうというDIY心をくすぐる始まり。ちょっと釣りでもするかと湖畔にボートで乗り出すと、別荘へ来る途中にいた大学生たちが泳いで騒いでいる。
調子に乗って岩の上からダイブした女子大学生が湖から浮かんでこない! 他の大学生たちは気づいていない、おじさんたちは助けなければ、と助けた瞬間、大学生気づく。
ボートの上でおっさん二人。気を失った女子学生をかついでいる。
大学生「(殺人鬼や・・・!!!!!!!!!!!!) あああああああああああ!!!!」
全員逃亡。
タッカーとデイル「?????」
そこからは優しいおじさん二人と、完全におじさんたちを殺人鬼と思っている大学生たちのすれ違いムービー。
大学生たちはタッカーとデイルを話し合いができるような奴らではない! って確信してしまっているから最初から殺しにきます。
タッカーたちは、女子学生を介抱して大学生たちが女子学生を引き取りに来るのを待っている。パンケーキとか焼いてくれる(優しい)。
まあでも、別荘の修理もしないといけないし、とウッドチッパー (木材を粉々にする機械)を回していると襲いかかってきた大学生がスポーンとウッドチッパーに入り・・・
↑この写真のモノよりもっとアメリカンなサイズなウッドチッパーを利用していました。
単なるホラーコメディではない
なかなかそういったところはグロいのですが、大学生の一人があからさまにヤバイヤツな理由が後半から分かり始め、タッカーとデイルの二人ももっと互いのことを理解するようになり、、、
ただコメディやホラーに全振りしている訳ではなく、ちょっとしたミステリ要素と意外と成長物語。
ちょっと私はグロいの苦手なので個人的満足度は辛めにしていますが、映画『ホット・ファズ』とかが好きな方だと かなりハマるかも?