めちゃくちゃコーヒーを飲みたくなる小説ってなーんだ? そうだね!ミレニアムだね!
いつからこのブログがゴキブリ対策ブログだと錯覚していた?
本当はスティーグ・ラーソン作のミステリー小説、ミレニアムシリーズをオススメするブログだよ!*1
そんな訳で、ミレニアムシリーズをオススメする時間がやってまいりました。右の玉はミレニアムシリーズによって習慣化したことが1つあります。そう、コーヒーをよく飲むようになったのです。
それまではとにかくココアまたはココア、それかたまにココアを飲むくらいだったのですが、ミレニアムシリーズ三部作を読み終わるとコーヒーがとっても飲みたくなるんです。
コーヒーに言及しているところを探してみた
例えば第一部の『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』では以下の通りコーヒーに関する記述がある。
元警部は、郵便が配達される午前十一時頃には電話が来るだろうと考え、コーヒーを飲みながら待っていた。
上巻のp.15(物語が始まる最初のページ)、5行目で一度目のコーヒーへの言及。
カフェラテとサンドイッチを注文してまもなく、ラジオで正午のニュースが始まった。
p.33では主人公のミカエル・ブルムクヴィストがカフェラテを注文する。
「コーヒー飲みますか」と言って、彼女はドアを半分ほど閉め、社員食堂にあるエスプレッソマシンでいれた紙コップのコーヒーを差し出した。
p.75ではリスベット・サランデルが自身が所属する会社の社長ドラガン・アルマンスキーに話すきっかけにコーヒーを持参する。
ミカエルがコーヒーの用意を手伝っていたとき、アニカはその腕に手を置き、気分はどうかと尋ねた。
p.122、ミカエルは妹のアニカの家でクリスマスのパーティをしている。その時も、もちろん食後にはコーヒーを用意する。
コーヒーメーカーのスイッチを入れてからシャワーを浴び始めたが、そこで彼は不意に、自分自身を遠くから眺めているような愉快な気分になった。
p.216、ミカエルが気分を変える時にはシャワーとコーヒーがポイントとなる。とにかく頭をシャキッとさせたい時にもシャワーとコーヒーのコンボである。
手にしたコーヒーカップを少し持ち上げ、冷やかすように乾杯のしぐさをしてみせた。
p.286、主人公ミカエルにある仕事を頼んだヘンリック・ヴァンゲルが偶然見かけたミカエルにするしぐさ。ミカエルはもちろんのこと、周りの人物がコーヒーを飲んでいる描写も多いのだ。
「もうあやまるのはよして、お願い。さあ、コーヒーをいただきましょう」
下巻のp.32
コーヒーの香りがアパートを満たしている。
p.96
かろうじてシティホテルの喫茶店が開いており、ミカエルはコーヒーとサンドイッチを注文すると、新聞を借りてテラス席についた。
p.127
この数日でかなりの量のコーヒーを飲んでいたが、ノールランド地方でコーヒーを断るのは失礼にあたることを学んでいた。
p.148、ミカエルがノールランド地方に調査に向かった際のコーヒー文化が垣間見れるシーン。
不意にミカエルはコーヒーにむせ返った。咳込み、あわてて椅子に座り直す。
p.244
もう朝とはいえない時間にミカエルが目を覚ますと、すでにコーヒーの香りが漂い、テーブルには朝食の用意ができていた。
p.454、小説の終盤でもコーヒーは在る。
コーヒー文化と共に在るミレニアム
上記の引用以外にも多数コーヒーに言及する文章はあります。ザッと調べた第一部の『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』だけでも88箇所以上、コーヒー、コーヒーメーカー、カフェラテ、コーヒーカップ、カフェ、エスプレッソ、エスプレッソマシンなど、コーヒーに関する記述が出てきます。
そう、実はミレニアムは濃厚で面白いミステリー小説の側面だけでなく、コーヒーを飲みたくさせてしまうNCNS
N なんか
C コーヒーを
N 飲みたくさせるようにしてしまう
S 小説
だったのです・・・!
この小説を読んでいる時期に、在るバイトをしていたことも要員としては大きいのですが、少なくともやたらとコーヒーを飲むようになった理由の50%はこのミレニアムシリーズを読んでいると、「よしシャワー浴びてコーヒーでも飲むか」って自然に思うようになってしまう身体にされたからに他なりません。
では私、記事を書いて疲れたのでコーヒーでも淹れてきますね。
*1:違います。雑記ブログです