犬のふぐり

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映画『OUT』 え、その結末はアウト

平山秀幸監督の映画『アウト』を見たので覚え書き。原作は同名の小説。

 

個人的満足度:49/100点

 

あらすじ

勢いで殺っちゃいました☆

 

 

見所ポイント

①役者全員

 主演の原田美枝子、愉快な仲間たちの倍賞美津子室井滋香川照之、役者陣が豪華。さすがの演技です。間寛平も出演、ヤクザ(?)的な親分役でこの映画の雰囲気にしかり合わせて演じているのかな、と個人的には思いました。

 

②小説との違い

 正直映画のラストは納得いかない。ただ、面白みを探すのであれば小説との違いを楽しむのが良いかなと。映画から入る方も、小説をすでに読んだ方も両者の違いは割と大きいので変わった部分を見ていくのは面白いかも。

 

 

続きはネタバレありかも

 

いや、OUT! 断固断るぅ! というか通報するぅ!

 OUTというタイトルは「この現状から脱出する」という意味でのアウトらしいのですが、いやーストーリーがアウトかなーって思った右の玉です。

 

 そんなわけで、小説なんかも読まれた方だと、結構主人公に違和感あると思われるこの映画。映画という時間制約のある作品だからそれぞれの背景なんかも悠長に描いていられないという問題はあるかと思うのですが、それにしてもそれぞれの背景、関係性が蔑ろにされすぎでは無いだろうか。

 主人公の性格も小説とは変わっていて、死体の処理を引き受けるような人物には見えない。負のスパイラルに陥っていく瞬間が見所の一つではあるんだけど、その前提の性格が私としては「普通」に思えてしまった。家族関係の上手くいってなさなども随所に見せてはいるが今住んでいる環境と性格をイコールでつなげる見せ方は正直納得いかない。「普通」の人物でもこういった状況に堕ちていく可能性があるって言う話なら納得だけど、そういうメッセージがある映画でも無い。オーロラ見にいくし。

 

オーロラ見るぅ!

 うん。オーロラは見たい。その気持ちはわかる。生で見たいっていう気持ちは分かるでぇ? でもほら解決になってないやん? どうしてなん? なんでこれでこの映画終われるん? わからんおじさんわからんわ。

 オーロラ見たら今までの話に全部オチ着くんか? 着くかぁ! 映画として、登場人物たちの変化(成長まではいかなくとも)、悩み(葛藤まではいかなくても)といったものが欲しかったけど、小説から変更のあった彼らの性格やストーリーにそういった要素は無かった。でも、いろいろ突っ込みながらポップコーン片手に見る映画っていうのも好きなんだよねと思う右の玉でした。ありがとうございました。